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2006年7月30日 (日)

「ゲド戦記」を観て

今日は宮崎吾朗監督作品の「ゲド戦記」を観ました。
スタジオジプリの作品は期待感が大きいだけに、しかも
過去に素晴らしい作品が多かっただけに辛い点になり
がちです。「耳をすませば」、「魔女の宅急便」、
「風の谷のナウシカ」、「となりのトトロ」、そして「千と
千尋の神隠し」などは僕の映画ランクの中でも高いところに
ランク付けされています。

そして、今作は、これらの作品に肩を並べるくらいの
クォリティの高い作品だったと思いました。
「人は生きているのでなくて、生かされている。
そして死を恐れるからこそ今、大切にしなければ
ならないものを守り続ける」という悲しいニュースが
続く現在に、最も必要なメッセージが
作品を貫いていました。
生きることにまったく価値を失ってしまい、自分のもう
一つの影におびえる「親殺し」のアレンとその彼を
父親のような暖かさで見守る大賢人ゲド。ゲドは
あくまでも見守る役割を逸脱せず、アレン自身が
ことのあるべきところを悟って成長する姿が胸を
熱くさせます。岡田准一の声も最初のころのアレンの
根暗な感じとよくあっていました。「ハウルの動く城」の
キムタクより百倍よかった。
そして主題歌。この映画の宣伝は余計なメッセージは
なく、ひたすら主題歌がバックに流れるという手法で
主題歌の童謡チックなメロディーを脳裏に焼き付ける
という戦法をとっています。この主題歌が本編では
アカペラでしっとりと歌われるシーンは本当に涙が
出そうになりました。せつなく、つらく、それでいて
自然につつまれた優しさをも感じさせる名シーンだと
思います。
僕らの席の後方で四人家族が見ていました。小3年生
くらいの男の子と1年生くらいの女の子の兄弟でしたが、
果たして彼らがこの話をどれだけ分かるのかなって思って
たけど、映画が終わった直後、彼らが一言、「面白かったね」って
感想を述べていました。年齢を超えて通じるものがあるんです、
この作品には。
今回の評価 ★★★★★(満点つけます)

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2006年7月28日 (金)

やった~、三連笑

前回、2勝1敗で、なんて書いたけど、やってしまいました、
よもやの三連勝。今日は、これまでまったく封じ込められていた
下柳を打ち崩しての勝利は、今後につながる大きなゲームでした。
しかしながら、福留はすごい。これではオールスターをずる休み
したと言われても仕方ないですね(笑)

今の調子なら負ける気がしません。ただ、川上が一時の安定感が
なくなってきたのがちょいと気がかり。去年のように8月のお盆くらいに
チーム状態は下降線になりそうな気がします。今のうちに
貯金を貯めるだけ貯めておいて欲しいです。

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2006年7月25日 (火)

ドラ、後半戦は幸先よし

今日から後半戦が始まりました。
前半戦の終わりのほうは、屋外球場の遠征が続き、
しかも雨天が多かったので中止ばかりでした。
なんか物足りなかったのですが、今日からドームで
しかも阪神戦。盛り上がらざるを得ません。

そして、福留が復帰して1番荒木、2番井端、3番福留の
久しぶりの固定オーダーで臨んだ今日はまさに
快勝でした。福留、復帰初戦で2本の二塁打でタイムリーの
大活躍は、ほんとにしびらせてくれる男です。
投げては中田が万全ではないながらも要所は抑えて
4勝目。本当に幸先がよいスタートを切りました。
この3連戦は2勝1敗狙いでいきましょう。

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2006年7月23日 (日)

津島天王祭

Dsc00588_1 日本の祭見物が
大好きな私が今回、
見物してきたのは
愛知県津島市で約
500年前から続いていると
言われている、津島
天王祭です。

この祭は、毎年7月の
第3土曜日に写真のように
宵祭といって、船に山車のような
飾り付けを載せてさらに天井に365個の提灯に灯をともして池をゆらゆらと
進むというイベントがあります。そして翌日の朝は、朝祭りといって、
この船の飾りが写真のように施されます。この船には化粧をした稚児が
乗船していて、船が対岸に着くと稚児はおろされて、津島神社まで
行列するという行事があります。
Dsc00594 500年前から行われていた
というから、戦国時代に
織田信長や豊臣秀吉も
この祭を見物したそうです。
このように、日本には各所に
多種多様な祭がずっと残って
いて、それが日本文化の
奥深さであると、つくづく思います。

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2006年7月19日 (水)

「MI Ⅲ」を観て

先日、観て来ました。
これまでのこのシリーズはビデオで済ませてきましたが、
かみさんがこれまで毎回映画館で見ているというので、
僕も今回は映画館で初めて観ました。
こういうアクションものはやっぱり映画館の大きなスクリーンで
大音響で観るのがいいですね。

単なるどんどんぱちぱちのアクションものではなく、
人間臭さを織り交ぜたストーリーでした。
冒頭でいきなり恋人が撃たれそうになるときに
涙を流すとは、敏腕のスパイにあるまじき姿(笑)
でも、なんとなくつじつまが合わないというかつながりが
よく理解できないところも多かった。
悪役のディビアンは軍隊並みの組織を抱えていながら、
上海では結構守りが手薄なところに潜伏してたとか。
最後の悪党だった上官は、リンジーがイーサンに残した
メッセージをやたら知りたがっていたがその理由が
分からないとか。
まあ、こういうジャンルは理屈抜きってことが大事なのかな。
評価は★★★☆☆

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2006年7月17日 (月)

祇園祭へ行ってきました

昨日、京都の祇園祭を観にいってきました。
この日は夜から各鉾や山に提灯の明かりが入って
お囃子が打ち鳴らされる様子が見れる「宵山」でした。
街はすごい人出で、報道によると、40万人を超えたとか。
天気は蒸し暑く、時折雨がぱらついたけど、長続きせず、
ゆっくり観覧できました。
山車が安置されるだけでなく、街の界隈の各家で
秘蔵の家宝を公開している家が何軒かあり、祭りを
個々人のできることで華を添えていました。
でも、山車はやはり動いてこそ。
今日は山車が街を引き回される山鉾巡行だったのですが、
あいにくの雨でどうだったでしょうか。
今度はこの巡行を見たいと思います。
Dsc00552

祭りの前に早めに京都へ入って、毎度おなじみの
寺社めぐりと朱印帳へご朱印をもらってきました。
今回は、三十三間堂(蓮華王院)、知積院、清水寺、
六波羅蜜寺を回ってきました。特に六波羅密寺は
小さな寺ですが、宝物に、空也上人像(念仏を唱える
空也の口から六体の仏が出ている像)や、僧形の
平清盛像という歴史の教科書にもよく載っている
有名な像を見ることができます。

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2006年7月12日 (水)

「風と共に去りぬ」を読んで

たまたま僕のかみさんの実家へ遊びに行ったとき、
本棚にしまってあったのを借りて読み始めたのが
きっかけでした。こういう古典はなかなか読む気を
おこさせるきっかけがないものですが、いいきっかけに
なりました。

さすが名作でした。南北戦争を時代背景にスカーレット
オハラが人生に、恋に、結婚にもがき苦しみながらも
強く生きていくさまを描いてます。
スカーレットと「永遠の恋人」だったアシュレと
レットバトラー、そしてスカーレットと
アシュレとアシュレの妻であるメラニーという二つの
三角関係が織り成す人間模様がすさまじい。

1~3月のTBS系のドラマ「白夜行」のなかで、犯人の
少年少女がこの本を読んでおり、刑事役の武田鉄矢が
少女に向かって、「スカーレットオハラのように生きたいのか?」
なんて聞くせりふがありました。でも、実際のオハラは
「白夜行」の雪穂の人生なんてもんじゃない。もっと強烈な
自我をつらぬき、それでいて人のことが分かっていない
子供で、周囲をあらぬ方向へ巻き込んでしまうという
結構とんでもない女です。

新鮮だったのは、日本人にとって見れば奴隷解放の戦争
と捉えている南北戦争について、南部側の視点で描かれている
こと。南部人にとっては黒人はたんなる使役でこき使った
労働力としての奴隷ではなく、家族の一員として密接な
人間関係を築いていた存在であったことがよく分かります。

文庫の巻末の解説を読んで初めて知ったけど、作者の
マーガレットミッシェルにとって本作は処女作で、
たったこの1作しか世の中に残さずに49歳で自動車
事故で亡くなったそうです。

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2006年7月10日 (月)

宴のおわり

W杯はイタリアへもたらされました。
でも、そのことよりも世界中が衝撃を受けたのは、
ジダンの頭突きによる一発退場でしょう。
ラストゲームとして自分にもチームにも期していた
決勝の大事な場面で自ら退場に追い込んでしまうとは。
これが彼にとっての花道となってしまいました。
本当にすべてを出し切ったと思っているのか、
心中を推し量るしかありませんが、歴史に残る
決勝を演出してくれました。
その意味でもジダンは伝説となりました。
これで宴はおわりました。

あとは、ドラゴンズに日本一になってもらうことが
我々竜党のあと一つの宴になります。

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2006年7月 9日 (日)

W杯ついに決勝

ドイツW杯も今晩、決勝です。
イタリア対フランスという組み合わせになりました。
イタリアはともかく、フランスがここまで勝ち残ることを
予想していた人はあまりいなかったでしょう。
僕もスペインなんていっていて、そのスペインが
フランスに負けてしまいました。
実力が拮抗しているW杯ではなかなか優勝予想
するのが難しいことを思い知りました。
会社の人と、賭けをしたときはそれぞれドイツ、ブラジル、
スペインをあげていましたが見事全員はずれ。尻上がりに
調子を上げるチームが勝ち残るということがよく
分かりました。そして核となる選手がいかに期待されている
通りの働きをするか、ということです。
さて、どちらが優勝するか。1-0でイタリアと予想します。

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伊勢神宮へ行ってきました

筆者は実は、7月から東京から愛知県方面へ引っ越しました。
そこで、今後は中部方面のローカルな話題が多くなります。

さて、今日は伊勢神宮へ行ってきました。
もともと、寺社巡りをして、ご朱印集めをしてきたので
さっそくお伊勢参りをしてきました。
伊勢神宮は内宮と外宮の二つの神殿があります。
おかげ横丁が隣接していて、観光客がたくさん
参るのは内宮です。そしてここは天皇の先祖と
いわれるアマテラスオオミカミが祭られています。
Dsc00516 画像は内宮の本宮の
様子です。ここは20年に
一度、場所を遷します
次回は平成25年に
遷される予定です。

一方の外宮は内宮とは
打って変わって、観光客は
少なく、非常に静かなたたずまいです。でも本宮のつくりは
ほぼ一緒。ここも同じく、平成25年に遷される予定。
Dsc00525
遷されるのは鳥居から壁
から神殿からすべてです。
でも、予定地はすぐ隣の
場所です。それでも
10年くらいかけてさまざまな
行事を経て遷されます。
つまり、遷されて10年後には
もう、次の遷宮の準備に入ってしまうわけです。なんとめまぐる
しいことでしょう。
昼ごはんはおかげ横丁で名物の伊勢うどんとてこね寿司、
デザートに赤福氷を食べました。ちなみに赤福氷とは
抹茶かき氷の底に赤福が入っているという、この季節には
うってつけのデザートです。

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2006年7月 5日 (水)

中田の引退

中田英寿が引退を宣言しました。
サッカーという一つの旅を終え、また新たな分野への
旅を始めたいということでした。
W杯が始まる半年前から決心していたらしいですが、
燃え尽きたということも一つの要因だったのかも
知れません。自分の商品価値というのを十分に
知っていて、まだまだ価値がある旬なときに、あえて
得意分野から未知の分野へ転じるという一見、
リスクが高そうに見えますが、したたかな読みも
あるように思えます。東鳩の社外取締役をやっている
という経験を生かし、ビジネス分野へ入っていくのでしょう。

彼のコメントの中で気になったのは、プロになってから、
心の底からサッカーを好きだと思えなくなったという部分です。
プロでしかも日本のエースであることがサッカーを純粋に
楽しめなくなったということはある意味、皮肉であり、かわいそうな
ことです。彼にはあえてこれから、サッカーを心の底から
楽しんでもらいたい。

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